障がい者支援ブログ

【症例だけに囚われない支援を！】

こんにちは！「吉祥」です。
雨が降ったり止んだりと落ち着かない天気ですが今日も元気に働いていきますよ！

今日は新規の見学者の方が見え、「アンジェルマン症候群」という症例の方だったので、これについて紹介したいと思います。「アンジェルマン症候群」とは多くの遺伝情報が詰まった染色体の異常によって起こる先天性の疾患です。主な特徴として・重度の知的・言語障害　・運動障害　・てんかん　・ちょっとしたことで容易に笑う　・多動性　などがあげられます。

この症例をまず自分で特徴を調べ、「なるほどこういう特徴があるのか！」と障がいの特性を理解してから本人と関わるようにしていきました。本人も最初は緊張した様子がみられていましたが、次第に落ち着いて過ごすことができました。ご家族様のお話が終わるまで支援員の膝で過ごしたりとのんびりと待つことができました！

例えば「あの子は自閉症だからこういう対応をしよう」「あのおばあちゃんはアルツハイマー型認知症だからこういう対応をする」など症例で利用者さんと関わろうとする方っていませんか？
症例を知って関わることも大事ですが、利用者さんは症例ではないですよね！もともと持っている本人の性格や育ってきた環境、関わってくれる人達があって中心に本人がいます。

「吉祥」では、症例だけにとらわれず、あらゆる視点を持ちながら「観察」「分析」「判断」をしています。「問題行動」に対しても同じことですよね。今後も新規の見学者さんがみえるので、自分も日々精進しながら仕事に取り組んでいきます。

【ちょこっとヒトコト】
昔は自分も症例だけでその人をみていました。それに気づいたのは福祉の仕事から少し離れ何もやってない時でした。以外に一度そこから離れて頭の中を空っぽにしてみると見えてくるものがあるのでは…福祉以外の物に触れることで新しい発見の毎日です。頭は常にフル回転でオーバーヒート真っ最中！