【食事は適度に楽しもう!】

焼津市障がい者生活介護「吉祥」です。
卒業シーズン、受験シーズンですね。利用者様のご家族様にも受験を迎える方や、まさに今日卒業式を迎える方がいました。式典に参加するためいつもより早めの登所する利用者様もいらっしゃいましたが、そんな時でも迅速に対応していきますよ!

利用者様と送迎の中で「ご当地の食べ物」に関しての話で盛り上がりました。自分は日本国内で行ったことがない場所がたくさんあるので、「コロナが落ち着いたらいろんなところに出かけたいですね。」と言うと「○○県のご飯はすごいおいしかったよ!」と教えてくれました。いつもの数倍の勢いで話をしてくれました!

食べ物の話で最近思ったことが食生活です。自分も入院生活を経て食生活を見直しを行いましたが、関わってきた利用者様の中にもかなりの偏食の方からきっちり管理された方といろんな方がいました。

例えば、「吉祥宝印」を利用している方だと、お昼ご飯は毎回コンビニで買ったお弁当かカップラーメン、お母さんが作ったお弁当や決まったメニュー、ファーストフードや菓子パンなどを食べる、や夕飯の前に納豆ごはんを3杯食べる、深夜2時にお母さんを起こしてピラフを作ってもらったり、などがあります。
逆に管理されている方などでは、そういったファーストフードやお菓子は身体に悪いから食べさせない、本人の体調や気分が悪くならないように徹底的に食事管理を行い、お米は玄米、脂っこい物は食べさせない、摂れない栄養はサプリで補給、太らないように食べ物を低糖質のものにするなど工夫をされているようです。

利用者様の障がい特性などもあり、各家庭でも工夫をしながら対応してくれているようですが、どちらもやり過ぎてしまうと本人の体調や精神的にも不安定になっていってしまいます。以前にも話をしましたが、我慢をするところは、我慢しなければならないと経験していくことが必要になってきます。本人にとっても辛い経験になり、もしかしたら納得ができずパニックを起こしてしまうかもしれません。しかし、将来的に考えた時には早い段階で対策をしていかないとそれこそ手遅れになってしまう場合もあります。「食べる」という行動を利用者様が安定する手段にしてしまうと止められなくなってしまうからです。

「食べる」ことは生きていく上でとても重要なことですし、食べている時は落ち着いていることが多いと思います。しかし、今後の事を考えた時には、偏食や管理された食事などが許されない状況になる可能性もあります。「吉祥宝印」ではそうした利用者様の相談や対応をしていきます。いきなり変更するのではなく、本人の様子や状態を「観察」「分析」しその時の状態に合わせて提供し少しずつ変えていけるように支援をしていきます。もし気になっている方がいたらぜひご相談にいらしてください。お待ちしています!

生活介護・特定相談「吉祥」をよろしくお願い致します!



障がい者の生活介護・計画相談支援

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